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のびのび育った少年時代〜道を外れてしまった10代

1978年6月広島市安佐北区で生まれる
友達と仲良く遊ぶ天真爛漫な少年時代を過ごす。
小学生のときにはサッカーやソフトボールを活発にしており、大会にもよく出場していた。
スポーツは万能な方で、体操ではバク転、また水泳では小学校の記録を作るなど、動ける小学生だった。

中学校では野球部に入る。
運動神経がよく、コツコツ練習に励めば有望な選手になる素質はあった。
しかし、悪い友達に誘われて練習をサボりがちになり退部してしまう。
中学2年の時には、遊ぶお金が欲しくて年齢を偽ってサービスエリアの厨房でアルバイトを始める。
タバコ、ケンカ、バイクを盗んで乗り回すなど、非行を繰り返す。
中3の2学期から学校の先生に勧められて板金塗装の仕事につく。
※板金塗装の仕事が今後のリペア技術に繋がるとはこの時は考えもしていない、、、

勉強が嫌いで、早く稼ぎたいという思いがあったので中学卒業後は定時制の高校に通いながら、昼間は鉄筋工や法面工事などの仕事に従事する。

しかし、悪仲間との縁は切れず、夜中まで遊んでおりに親が寝ているところに、
警察から「お宅の息子さんが・・・」と電話がかかってくることもしばしばだった。
夜遅くまで遊び、そのせいで朝起きることができず仕事も行ったり行かなかったりする生活が続く。
鉄筋工も法面工事も肉体的にハードな仕事なので1年ほどで辞めてしまう。

19歳 人生の転機となる父親の一言

これまでの罪が積み重なってついに警察に逮捕される。鑑別所での収容期間終了後、家裁で少年院送致が決定となる。
「これで終わったな」と思っていた時に、父親が裁判官に「必ず自分が更生させるから」と必死で頭を下げて家に帰れるように頼み込んでくれた。
最初は「決定を覆すことはできません」と、にべもなかった裁判官に父親の熱意が伝わる。とうとう裁判官が父親に「私はあなたを信じます」と言って決定が覆り、家に帰ることが許された。

部屋を出てエレベーターを待つ間、自分も父親も母親も大泣きだった。
自分のために頭を下げてくれた父親にお礼を言おうとするも、これまで反発していたので素直に言葉にすることができず黙っていた。
その時に父親から「一からやりなおせ!まだ間に合う!」と声をかけられ、私の改心の人生がはじまる。

鑑別所から帰ってから祖父に清掃会社を紹介される。
清掃は生活の中で必要な業種なので、生涯できる仕事だと思い、「この道でトップ(社長)を目指す」と決意。
最初は失敗しては昔気質の社長に叱られる毎日で、夜眠っていても夢に出てくるほどだった。
仕事が終わると飲みに出て友人に愚痴り、睡眠不足で仕事に行ってまた社長に怒られる悪循環を繰り返す。
ストレスが溜まってとうとう3年目に胃潰瘍になる。

22歳 人生二度目の転機 胃潰瘍になって気がついたこと

痛む腹を抱えて苦しみながらどうしてこんな痛い思いをしなければいけないのか・・・と自問自答をする。
ストレスが溜まる原因を考えてみると、自分に知識や技術がないために言われたことができず怒られるからだと思いあたった。このことに気づいてから「だったら怒られないようにすればいいんだ!」と発想を転換することができた。

1週間後に体調が回復してからは心を入れ替え、熱心に社長から清掃のノウハウを学ぶ。
汚れていたところが綺麗になっていくのは面白かった。プロの掃除はきれいにするのはもちろん、いかに短時間で仕上げるかが利益を生み出すキモとなる。
そこで洗剤と水、機械を駆使して効率的に作業をする方法をあみだす。

慣れてくるとお客様と会話をしながら作業ができるようになる。
依頼されたところ以外も一箇所をプラスサービスで清掃をすると喜ばれ、リピーターや紹介でお客様が増えた。
お客様からの「ありがとう」「綺麗にしてくれて嬉しかったよ」「お兄ちゃん頑張りんさい」という言葉にやりがいを感じ、益々意欲的に清掃に取り組むようになる。
非行少年だった自分がお客様からの感謝の言葉をかけてもらうことでどんどん改心できたので、清掃は汚いものをきれいにすることで自分磨きと心も洗えるいい仕事だと感じている。
清掃会社に就職して6年後、社長から「もう仕事ができるようになったから」と認められて専務に昇格できた。

29歳 会社のトップになる

この会社のトップになると決めて10年後、代替わりして社長となる。
社長になってまず「清掃の魅力を上げていく」ことに注力する。

設備投資をして清掃に必要な機械を導入。早く、楽にきれいにすることで若手社員に清掃の楽しさを感じてもらう。
さらに清掃のノウハウを体系化して伝えることで早く技術が向上できるようになった。

35歳 地域に恩返し!

35歳から8年間、神楽団の団長を務める。 神楽を学ぶことは、日本の歴史、陰陽五行説、自然との関わりなどを幅広く学ぶことになる。人は平素から何かの恩恵を受けていることを神楽と紐付けして勉強したことで、自身の人間形成に大きな影響を受ける。
今があるのは先人が作った基盤のおかげなので感謝の気持ちを忘れず、仕事や地域活動に取り組む決意をする。
また団長になったことで神社総代さんなどの地域の上役の方とのお付き合いや、組織運営を通して人間としての幅が広がる。

若い頃に悪いことをして迷惑をかけたので少しでも地域のお役に立ちたいと思い、青年会を立ち上げ、PTAや地域の活動にも積極的に参加している。

36歳 リペアとの出会い

(リペアとは建物の外壁や内部の傷を補修して美しくよみがえらせる技術のこと)
清掃をしていると、建具や床、柱の傷を見つけることがあった。
当初は修復の技術を持っていなかったので、補修の要望がある場合は後日別の業者さんが入って作業をしていた。
「清掃と一緒にやってもらえたらいいのにね」と言うお客様の声を聞いて、リペア職人さんが作業されている現場を見せてもらうなどしながら独学でリペアの技術を身につけた。
清掃でいろんな材質の特徴を知っていたのと、板金塗装時代に覚えた技術が役にたった。

未来への夢

今後10年でリペアとバスリメイクの後継者を育成し、技術を次世代へ引き継ぐこと。
そして就労継続支援A型の支援を通じて地域や社会に新しい可能性を生み出すこと。
それぞれが精通する分野で5つの会社を起業し『HD化』を目標としている。